MRI(MRCP)を受けてきた!膵嚢胞は見つからず!よかった!

健康診断

こんばんは、人間ドックで膵嚢胞の病変疑いが見つかり、精密検査を受けに行ってきました。管理人の「トム」です。

結果から言うと、「膵臓に嚢胞は見つからず」でした。!・・・しかし・・・

MRI(MRCP)とは?CTと何が違うの?

MRIは「磁気共鳴画像」のことで、そのうち、「胆嚢、胆管、膵管」などの画像を撮影することを特にMRCPと呼称します。

CTは放射線を使って撮影するのに対し、MRCPでは磁気をつかって撮影します。

難しい仕組みはよくわからないのですが、CTよりも画像が鮮明になるようです。また、放射線を使わないためか、遠慮なく画像を撮影しまくることができるため、3D画像のような360度方向の画像を作成することが可能なようです。

いろんな方向からの写真があれば、その分だけ問題の有無を判断しやすくなる、というわけですね。

ただ、写真のようにカシャカシャと連続撮影はできないので、撮影に時間がかかります。

15分くらいですかね?

MRI(MRCP)体験記。初めての方は読んでおくと本番にむけて心構えができるかも

今回MRIを実施したのは「膵臓」。というわけで若干事前準備がありました。基本的にそんな大したことはないのですが、急に言われると不安になる方もいると思うので、MRI開始までの作法をご紹介します。

4時間前から断食

膵臓は胃の隣にあるので、撮影時に邪魔にならないよう、胃の中は空っぽにしておきます。

着替える

まずは、狭い個室に通され、そこで病院着に着替えます。

基本シャツとパンツ、そして靴下意外は全部脱ぐ必要があります。金属製のものや、ヒートテックなどはすべて外しておく必要があります。

ぬるい液体をちょっと多め(350ml缶くらい)飲む

着替えが終わると、同じく狭い個室の中で、ちょっと多めのぬるい液体を飲み干します。急ぎはしませんが、おいしくはないので、覚えておくといいですね。これはMRIの台に乗る前にやります。全部飲まなくても怒られない感じでした。

注射する

撮影箇所が小腸などに近い場合、この動きを少し鈍くするために、注射を打ちます。こうすることで写真がきれいに撮れる、というわけです。注射を打たなくても撮影は可能ですが、若干写真がブレてしまうので、可能な限り対応しましょう。

体を固定される

いよいよMRIの台に横になります。ここでは、撮影箇所がずれないように、体をシートベルトのようなもので固定されます。頭がかゆくても腕が動かせなくなるのに注意が必要です。

さらに、お腹の上(撮影対象の上)にちょっとした重りがおかれます。これは呼吸の状態を把握するためと思われます。

基本的に息を吐いた状態で撮影するので、そのタイミングを計る道具と思います。

ヘッドホンをする

MRIは音がすごい大きいので、ヘッドホンで外部の音をある程度遮断します。

また、リラックスできる音楽が流れるので、撮影中も安心です。このヘッドホンを通して、「息を吸って、止めて、」といった指示を受けることもあります。

機械の中に入る

撮影部位によって異なるかもしれませんが、胸の撮影の場合、ほぼすっぽり頭まで機械の中に入ります。閉所恐怖症ではないですが、体を固定された状態で入るので最初は若干緊張しました。

ただ、ちょっとするとすぐ慣れました^^

また、手には緊急時に連絡する用のスイッチを持たされますので、いざとなったら出してもらえる、と思うことで安心感は得られますね。

MRIの撮影対象によって事前準備は異なる

今回は膵臓の撮影だったので、注射やら、飲み物を飲むなどの事前準備がありましたが、以前実施した「頭」のMRI撮影の場合は特に何も事前準備はありませんでした。

当然と言えば当然なのですが、固定されているものを撮影するときは簡単で、動きのあるような内蔵周りを撮影する場合はそれなりに気を遣う、ということですね。

まとめ。MRI実施中はだんだん体がポカポカしてくる

磁気の影響と思いますが、撮影を重ねていくと体がポカポカしてきます。開始直後は緊張で手が冷たくなっていたのですが、しばらくしたら気持ちよく。意外にこの磁気、体にいいのでは?と思ったり。

ピップエレキバンも磁気ですしね^^;

とうわけで、膵臓は問題ないことがわかり一安心。ですが、結果を見たら「腎嚢胞」と書かれていました。「これは気にしなくていい」と言われたのでそうしますが、やっぱり気になる^^;

40代になると何かしら指摘されるのが普通のようですね。人間ドックでは「疑い」レベルで指摘されますので、精密検査につなげて大きな問題にならないようにしていこう、ということです。

また、今回の件で、日々の生活も正していこう、という気持ちになりました。

結果的に「何でもなかった」ということでよかったですが、一時的とはいえ緊張感を与えてくれたことで考えるきっかけになったことに感謝です。

ではでは、また!

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